ニュースリリース

2015年2月9日

優れた建材・設備を表彰「ECHO CITY製品大賞2014」発表
大賞は旭ファイバーグラス「アクリアα(アルファ)」

 日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)が発行する建築総合誌「日経アーキテクチュア」と家づくりの実務情報誌「日経ホームビルダー」は2月9日、「ECHO CITY 製品大賞2014」の受賞者を決定しました。

 ECHO CITY 製品大賞は、都市や建築・住宅の未来を切り開く優れた建材・設備を表彰することで技術や産業の発展に寄与し、社会に貢献することを目的として創設しました。日経アーキテクチュアや日経ホームビルダーなどが推進する「プロジェクト エコー・シティ」(環境と人が響き合う街づくり)の一環として2013年度に新設した賞です。

 広く建材・設備メーカーから製品を公募し、第2回となる2014年度は61製品の応募がありました。その後、建築家の隈研吾氏を委員長とする審査委員会を開き、大賞1点、特別賞3点を選定しました。

 ECHO CITY 製品大賞の関連記事は、日経アーキテクチュア2015年2月25日号と日経ホームビルダー2015年3月号に掲載する予定です。

受賞製品

製品大賞 1点

  • アクリアα(アルファ)/旭ファイバーグラス

特別賞 3点 (社名の五十音順)

  • 有機EL照明モジュール「VELVE(ヴェルヴ)」/MCパイオニアOLEDライティング
  • Smart Archiシリーズ「LEDペンダント導光パネルタイプ」/パナソニック
  • ココだけ簡単快適エコリフォーム「ココエコ」/LIXIL

対象製品

主として日本国内で開発され、2014年度は2013年1月から2014年9月までに発売された建材・設備を対象としています。

選定基準

  • 技術や産業の発展に寄与し、社会に貢献する点を重視して選定しています。
  • 評価する項目は機能性、耐久性、安全性、防災性、省エネ性、意匠性、施工性、独創性など多岐にわたりますが、製品の性能面だけでなく、製品をつくるプロセス、社会やユーザーとの関わり方など製品をめぐる様々な取り組みを評価しています。

審査委員会(敬称略)

隈 研吾建築家、東京大学教授=委員長
河野 晴彦日本建設業連合会設計委員会委員長、大成建設常務執行役員設計本部長
金子 一弘JBN環境委員会委員、金子建築工業代表取締役
畠中 克弘日経アーキテクチュア編集長
桑原 豊日経ホームビルダー編集長

各受賞製品の概要と受賞理由

製品大賞

アクリアα(アルファ)/旭ファイバーグラス

住宅用のグラスウール断熱材で、繊維を極細(繊維径約3μm)にして材が薄くても高い断熱性能を引き出せるようにした。断熱材を標準的な柱の厚み(105mm)に収めて国の基準(2013年の改正省エネ基準で北海道の壁に要求される値)をクリアするには、断熱材の熱伝導率を「0.032W/m・K」以下に抑えることが必要だが、既存のグラスウール(繊維径4〜7μm)では密度を上げてもその熱伝導率を実現できなかった。審査委員からは、「性能を向上させるという技術開発の王道であり、かつ日本の木造軸組み構造の住宅の柱幅に合うように開発したことで、市場への波及効果も期待できる」と高い評価を得た。

特別賞

有機EL照明モジュール「VELVE(ヴェルヴ)」/MCパイオニアOLEDライティング

有機ELには「自然光に近い」「発熱量が小さい」といったメリットがある半面、価格がほかの照明機器に比べて高いという課題を抱えていた。高価な発光材を気化させて下方から吹き付ける「蒸着型」ではなく、VELVEは発光層を塗布プロセスで成膜する新しい技術を導入。従来価格に対して5分の1〜10分の1の製品価格を実現した。審査委員からは、「厚さを4.3mmまで薄くしたことで非常にすっきりした」とデザイン面を評価する意見も出た。

Smart Archiシリーズ「LEDペンダント導光パネルタイプ」/パナソニック

明るさ感や省エネ性といった機能面とデザイン面を両立させたLED照明器具。本体から横に突き出した導光パネルの工夫で、天井面には光が広がり直下にはしっかりと明るさを確保できる。空間全体の「明るさ感」を高め、従来よりも広い間隔で器具を取り付けても天井面の明るさにムラが出ず、必要な照明器具の台数を削減できる。全高37mmと薄く、厚さ4mmの導光パネルは消灯時に透明となる。空間に広がりを与えるデザイン性も審査委員から高く評価された。

ココだけ簡単快適エコリフォーム「ココエコ」/LIXIL

1部屋単位で既存の窓・壁・床を壊さずに断熱改修ができる工法。徹底した「住まいながらリフォーム」を実現させた。工場でフルオーダー生産した真空断熱材入りのパネルを現場に搬入し、改修する部屋の壁や床に張り付ける。仕上げとなる石こうボードも工場で張り付けているので、現場では切断やビスによる取り付け作業が不要で、粉じんや騒音がほとんど生じない。審査委員からは「施工性と量産性に優れている」「デザインと環境配慮を両立している」などと評価された。

【お問い合わせ先】

本件に関する取材のお申し込みは、日経BP社コーポレート管理室・広報 電話03-6811-8556にお願いいたします。

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