ニュースリリース

2016年1月5日

日経BP社、「ITインフラテクノロジーAWARD 2016」を発表
グランプリは「ハイパーコンバージドインフラストラクチャー」
2位「クラウド型機械学習」、3位「HTTP/2」

 日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)は2016年1月5日、ITインフラを対象とした表彰制度「ITインフラテクノロジーAWARD」(以下、本アワード)の受賞技術・製品・サービスを選出、発表しました。

 本アワードは、クラウドサービスやビッグデータ基盤などITインフラの急速な進歩を受け、日経BP社が今後注目すべき技術・製品・サービスを選出するものです。2016年に企業の導入が急速に進むと見られる技術について、最も可能性が高いグランプリと、それに次ぐ2位、3位の技術を決定しました。

 具体的な受賞技術・製品・サービスは以下の通りです。

■グランプリ
ハイパーコンバージドインフラストラクチャー

■2位
クラウド型機械学習

■3位
HTTP/2

 グランプリに選出した「ハイパーコンバージドインフラストラクチャー」は、標準的なサーバー機器の複数台にソフトウエアを組み込むことによって、ITシステムの構築に必要となるコンピューティング、ストレージ、仮想化環境、通信ネットワークといった各種機能を統合して利用できるようにした装置、またはシステムのことです。専用のネットワーク機器やストレージ装置などを組み合わせるよりも、低コストで導入できる点や運用管理を容易にしている点が、企業の注目を集めるという評価で決まりました。

 2位の「クラウド型機械学習」とは、機械学習に必要なITシステムを、コンピューター事業者が通信ネットワーク経由でサービスとして提供するものです。機械学習は、多数のデータでコンピューターを訓練し、その訓練用のデータからパターンを認識させたり、経験則を導き出したりする技術です。ビジネスへの応用が期待されていますが、これまでは本格的に活用できる企業はごくわずかでした。高性能なサーバーや大容量のストレージ、高度なミドルウエアなどの設備を自前で用意する必要がありました。クラウド型機械学習のサービスによって、企業は自前で設備を用意しなくても、機械学習を試せるようになりました。この点が、幅広い企業が機械学習を活用する第一歩になるとの評価を集めました。

 3位の「HTTP/2」は、インターネットにおけるデータ通信を高速にする通信手順です。既存の標準手順である「HTTP」の後継バージョンに当たります。近年、Webサイトで表示するデータ容量が膨大になったため、高速化のニーズが強まっています。その一環でデータ通信の手順に対する改良が求められ、HTTP/2が誕生しました。HTTP/2の正式仕様は2015年に固まり、主要なWebブラウザーも既に対応済みです。このため、サーバー側に簡単な設定をすればいつでもその恩恵を受けられる状態になりました。高速化という確かなメリットを、比較的簡単に取り入れられる点が評価対象となりました。

 本アワードの審査に当たって、以下の6人(五十音順)の審査員と日経SYSTEMS編集部がノミネート対象の技術・製品・サービスを選出。それらを基に審査員がステアリングコミッティーで議論して決定しました。

【ステアリングコミッティーのメンバー】

  • 石田 裕三氏(野村総合研究所 上級アプリケーションエンジニア)
  • 漆原 茂氏(ウルシステムズ 代表取締役社長)
  • 佐藤 一郎氏(国立情報学研究所 教授)
  • 新野 淳一氏(Publickey ITジャーナリスト)
  • 森 正弥氏(楽天 執行役員 楽天技術研究所 代表)
  • 森側 真一(日経BP社 日経SYSTEMS 編集長)

 なお、本アワードに関連するパネルディスカッションを、日経BPイノベーションICT研究所が1月28日に主催するイベント「ITインフラSummit2016」で実施する予定です。

【本件に関するお問い合わせ先】

日経BP社 ITインフラテクノロジーAWARD事務局(日経SYSTEMS編集部内)
電話:03-6811-8525

【取材に関するお問い合わせ】

日経BP社 コーポレート管理室(広報)までご連絡下さい。
電話:03-6811-8556

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