ニュースリリース

2016年2月25日

日経BP社が「日経トップリーダー・人づくり大賞」受賞企業を発表

 日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)が主催する「日経トップリーダー・人づくり大賞」(協力/中小企業基盤整備機構、東京商工リサーチ)は、2016年度の受賞企業を発表した。

 本賞は、企業における人づくりの大切さやその手法を世に広めることを目的に開催。先進的な手法で社員の育成に取り組み、成果を上げている中堅・中小企業を表彰するもので、今年で第2回を迎える。

選考ポイントは次の3つ。

  • ①人づくりの仕組みに独自性がある(独自性評価)
  • ②その仕組みにより、社員が育っている(効果性評価)
  • ③その結果、業績に好影響をもたらしている(収益性評価)

 下記審査員による選考の結果、今年度の最優秀賞は、住宅用配管の設計・組み立てを手掛けるカワトT.P.C.(山口県岩国市)に決まった。組織を4〜6人のグループに分け、社員が自ら採算管理をしながら、自律的に働く仕組みをつくった。職場にタイムカードはなく、工場長など管理者もいない。「社員を信頼して大胆に仕事を任せる性善説の観点に立った、独自性の高いマネジメント」(審査員長を務めるモスフードサービスの櫻田厚会長兼社長)と評価された。

 他には優秀賞に、ガス供給・電力設備施工のアポロガス(福島市)、産業廃棄物処理の石坂産業(埼玉県三芳町)、審査員特別賞に精密部品製造のミツ精機(兵庫県淡路市)を選出した。

審査員メンバー

審査員長/ 櫻田厚・モスフードサービス会長兼社長
審査員/ 青野慶久・サイボウズ社長
小松節子・小松ばね工業会長
小山昇・武蔵野社長
高田坦史・中小企業基盤整備機構理事長
横田英毅・ネッツトヨタ南国相談役 (五十音順) 伊藤暢人・日経トップリーダー編集長

受賞企業一覧

最優秀賞

カワトT.P.C.(山口県岩国市、住宅用配管の設計・組み立て)

〈選考理由〉「管理しなければ人は動かないという考えは間違い」。そうした経営者の信念の下、任せる経営を徹底している点が評価された。組織を4〜6人のグループに分け、例えば生産現場では各グループに作業計画の立案から組み立て、検査に至るまでを一任。グループごとに作成する独自の「利益率管理表」を基に、一人ひとりの社員が最適な仕事の進め方は何かと、常に考えながら働いている。また、女性社員の比率が80%と高く、女性が働きやすい職場を追求する。

優秀賞

アポロガス(福島市、ガス供給・電力設備施工)

〈選考理由〉ユニークな社員教育がめじろ押しの会社。新入社員は、会社がスポンサー提供する地元FMラジオ番組で1年間、パーソナリティーを務め、ゲスト選定も出演依頼もすべてこなす。また、社内学校の「アポロ大学」では、「笑いを生むコミュニケーション講座」などを開催する。地元のために考え、動くことができる人材を、他社にはない方法で育てている点が評価された。

優秀賞

石坂産業(埼玉県三芳町、産業廃棄物処理)

〈選考理由〉小中学生をはじめとする工場見学者が年間1万人以上に達する「地域に愛される産廃会社」。その魅力をつくる社員を、トップダウンとボトムアップをうまく使い分けながら育ててきた点が、審査員に評価された。最近は社員の自発的な成長に重きを置いており、社内学校の「石坂技塾」では、重機の取り扱いからプレゼンテーション術に至るまで50講座以上を用意し、社員の学びを後押しする。

審査員特別賞

ミツ精機(兵庫県淡路市、精密部品製造)

〈選考理由〉毎年、売り上げの10%を設備投資に、1%を研修費に当てるというルールを制定。常に最先端の設備をそろえ、それを使いこなす社員を育てることで、高い競争力を維持している。また、社員の多くが兼業農家のため、田植えなど農業の繁忙期には家業優先で休むことを奨励する。社員が急に休んでも仕事が回るように、作業の標準化やマルチタスク化を実現している点も、審査員の評価が高かった。

 詳細は「日経トップリーダー」3月号(3月1日発売)の誌面で発表するほか、4月27日に品川プリンスホテル(東京・港区)で授賞式を開く。

【本件の内容に関するお問い合わせ先】

日経BP社日経トップリーダー編集部 電話:03-6811-8127

【取材お申し込み先】

日経BP社コーポレート管理室・広報 電話:03-6811-8556

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