ニュースリリース

2017年2月15日

優れた建材・設備を表彰「建材設備大賞」発表
大賞はLIXIL「レガリス」

 日経BP社(本社:東京都港区、社長:新実 傑)が発行する建築総合誌『日経アーキテクチュア』と家づくりの実務情報誌『日経ホームビルダー』は2月15日、「建材設備大賞」の受賞製品を発表しました。

 建材設備大賞は、都市や建築・住宅の未来を切り開く優れた建材・設備を表彰することで技術や産業の発展に寄与し、社会に貢献することを目的としています。

 広く建材・設備メーカーから製品を公募し、今年度は32製品の応募がありました。その後、建築家の内藤廣氏を委員長とする審査委員会を開き、大賞1点、特別賞3点を選定しました。建材設備大賞の関連記事は、日経アーキテクチュア2017年2月23日号と日経ホームビルダー2017年3月号に掲載する予定です。

受賞製品

建材設備大賞 1点

  • レガリス/LIXIL

特別賞 3点 (社名の五十音順)

  • タイベックシルバー/旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ
  • デカノキ すとっ葉゜-U11号/タニタハウジングウェア
  • 高断熱玄関ドアInnoBest D70 D50/YKK AP

対象製品

主として日本国内で開発され、2016年度は2015年1月から2016年9月までに発売された建材・設備を対象としています。

選定基準

  • 技術や産業の発展に寄与し、社会に貢献する点を重視して選定しています。
  • 評価する項目は機能性、耐久性、安全性、防災性、省エネ性、意匠性、施工性、独創性など多岐にわたりますが、製品の性能面だけでなく、製品をつくるプロセス、社会やユーザーとの関わり方など製品をめぐる様々な取り組みを評価しています。

審査委員会(敬称略)

内藤 廣建築家、東京大学名誉教授=委員長
河野 晴彦日本建設業連合会建築設計委員会委員長、大成建設常務執行役員設計本部長
金子 一弘JBN環境委員会委員、金子建築工業代表取締役
宮沢 洋日経アーキテクチュア編集長
桑原 豊日経ホームビルダー編集長
小原 隆日経BPインフラ総合研究所上席研究員

各受賞製品の概要と受賞理由

建材設備大賞

レガリス/LIXIL

 特殊薄板ガラスを5層重ね、壁に匹敵する熱貫流率(U値)0.55W/m2・Kを実現した高断熱樹脂サッシ。ガラス重量は約20kg/m2で、一般的なトリプルガラスよりも軽い。遮熱性の高いLow-Eグリーンガラスと透過性の高いLow-Eクリアガラスなどを組み合わせ、透明性を確保しつつ熱を内部に溜め込まないようにした。断熱の点からこれまで壁にしていたような箇所を開口部にでき、新しい建築空間をつくり出せる可能性が評価された。

特別賞

タイベックシルバー/旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ

 一般に、透湿防水シートは胴縁と接する形で施工されるが、胴縁に含まれる防蟻防腐剤の表面活性剤が、透湿防水シートの防水性能を損ねることが昨今問題になっている。本製品は、その解決を図ったもの。表面の樹脂コーティングを撥水性の高い材料に変更することで、防蟻防腐剤に対して耐性の高い製品を開発した。雨漏り対策は、今なお戸建て住宅の最優先課題。透湿防水シートの改良を通じて、雨漏りリスクを抑制した点が評価された。

デカノキ すとっ葉゜-U11号/タニタハウジングウェア

 本製品は、雨樋に雨水ガイド板を被せることで、雨と落ち葉の分離を図ったもの。雨水はガイド板を伝って雨樋に入るが、落ち葉などのゴミは滑り落ちる。体育館や倉庫などでは、雨樋の清掃が困難な場所も多い。この製品によって雨樋のメンテナンスの手間を大幅に削減できる。実際には、本製品も2、3年に1度の点検が必要で、完全メンテナンスフリーではないが、点検・清掃の負担を軽くする「目の付け所の良さ」が評価された。

高断熱玄関ドアInnoBest D70 D50/YKK AP

 D70は鋼製ドアとして国内最高となる熱貫流率(U値)0.93 W/m2・Kを実現。採光部を持つD50は高性能トリプルガラスを採用して、断熱性をU値1.55 W/m2・Kに高めながら従来品の5倍以上のガラス面積を確保した。従来の玄関ドアはU値の平均値が4.0程度。国内で初めて1を切るレベルまで断熱性を高め、窓ガラスと同レベルの断熱性能に追いついた。これまで置き去りにされていた玄関ドアの断熱性能に目を付けた点が評価された。

【お問い合わせ先】

本件の内容に関するお問い合わせは日経アーキテクチュア編集 電話03-6811-8121、取材のお申し込みはコーポレート管理室・広報 電話03-6811-8556にお願いいたします。

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