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2010年9月27日

スマートシティの市場規模は
2030年までの20年で累積3100兆円に

〜日経BPクリーンテック研究所が世界100カ所のスマートシティ調査をベースに試算〜

 日経BP社(本社:東京、社長:平田保雄)は2010年9月27日、世界で一斉に建設がスタートしたスマートシティの市場規模を調査し、今後20年間に累積で3100兆円になることを明らかにしました。スマートシティとは、エネルギーなどのインフラをITなどによって効率的に運用し、二酸化炭素や廃棄物の排出量を減らし持続的に成長できる都市のことです。

 日経BP社の環境・エネルギーに関するシンクタンクである日経BPクリーンテック研究所は、全世界300〜400カ所のスマート・シティプロジェクトから100カ所を選んで調査し、そのデータを基に市場を予測しました。その結果、スマートシティを構成する要素のうち、エネルギー関連市場(送配電網、太陽光発電などの再生可能エネルギー、蓄電池、次世代自動車など)だけを見ても、2010年は約45兆円程度であったものが、2020年には180兆円に達することが分かりました。2030年までの20年間の累積では、3100兆円の市場となります(図参照)。とりわけ、蓄電池の投資額が2020年以降は全体の50%を超えます。

 さらに、エネルギー分野に加えて、水インフラ関連、スマートハウスなどの建築市場、スマート家電などの新しい家電市場、加えて各機器の運用や管理などの市場、電力消費量を「見える化」することに伴う新サービスなどを加えると、累積で5000兆円をはるかに超える規模になります。関係する業界は、電力・インフラ関連の既存業種に加えて、電気・電子、自動車などの製造業、IT・通信業界、建築業界、サービス業界まで幅広く及びます。

 本調査の詳細は、9月28日発行の『世界スマートシティ総覧』(発行:日経BP社、調査:日経BPクリーンテック研究所、テクノアソシエーツ)に掲載されています。
http://cleantech.nikkeibp.co.jp/report/smartcity/をご参照ください。


図1 スマートシティの項目別累計市場

図1 スマートシティの項目別累計市場


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