ニュースリリース

2013年9月17日

「承 井上雄彦 pepita2」(書籍+DVD)を9月末発行
遷宮に合わせて伊勢神宮に奉納する長尺墨絵「承」を収録

 日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)の建設・不動産分野の総合サイトであるケンプラッツは、漫画家の井上雄彦氏をフィーチャーした書籍+DVD「承 井上雄彦 pepita2」を9月30日に発行します。本書は、日本の伝統行事である「遷宮」という営みに秘められた日本人の根底に流れる「承」の心を、井上氏が書き下ろしの絵やスケッチ、エッセイや対談などで解き明かしていくものです。また、井上氏は長尺の墨絵「承」(幅約180cm、高さ約22cm)をこの10月、20年振りに式年遷宮を迎える伊勢神宮に奉納します。本書は、この墨絵「承」を観音開き形式で縮小して収録・掲載しています。

 2011年12月に発行した「pepita」は、サグラダ・ファミリアに代表される作品で世に知られる建築家アントニ・ガウディの人物像に井上雄彦氏が迫る、異色の書籍+DVDでした。井上氏は、ガウディの足跡を辿った旅の最後で「何かを創るときの源は、まだ見ぬどこか遠くへ探しに行かなくても、そこかしこにあるはずだ」(pepitaのあとがきより)と気付きます。「今度は自分の生まれ育った国で、創造の種(pepita)を見つけよう。見慣れた場所で。毎日通る道で。縁を感じた時には、旅にも出かけよう」。そう思った井上氏は2012年6月から伊勢、出雲、諏訪などへの取材を敢行。連載漫画の執筆の合間を縫って、創造の種を育むための「糧」を探し続けます。そして、建設を始めてから130年を経過し、今なおつくり続けられているサグラダ・ファミリアと、20年ごとに御殿をつくりかえる式年遷宮とに共通する、「伝承」「継承」のための仕組みや心持ちを見出します。

 本書はpepitaの第2弾として、自然や歴史、先人たちから承ったもの「承=創造の糧」を、井上氏の思考プロセスや創作風景が分かるように綴っています。神宮司庁の河合真如広報室長、出雲大社の千家和比古権宮司、前回の式年遷宮の際に総棟梁を務めた宮間熊男棟梁、建築家の藤森照信教授との対談も掲載。DVDは、女流映画監督・船曳真珠による取材旅行や対談の様子を綴ったルポルタージュと、外国人映像ディレクターであるゴンサロ・ロブレドによるドキュメンタリー、墨絵「承」の作画風景で構成しました。

 pepitaシリーズは、『スラムダンク』『バガボンド』『リアル』から『最後のマンガ展』『屏風・親鸞』へと進展してきた井上氏自身が、「必然的に」「その延長線上にある」と位置付ける意欲的なプロジェクトです。本書は、井上氏の“深化する表現”が見て取れる、ネクスト・ステージ(次なる展開)がつまびらかになる、起承転結の「承」の巻です。

承 井上雄彦 pepita2

井上雄彦(著)
A5横判、204ページDVD(79分)付
価格 : 1995円(税込み) ISBN : 978-4-8222-6083-5
発行元 : 日経BP社  発行日 : 2013/09/30

※ケンプラッツについて 「ケンプラッツ」は、わが国最大の建設・不動産分野のニュースサイトとして、月間500本前後の専門記事を配信。25万人を超える会員を中心に、月間に延べ400万前後のページビュー(総アクセス数)を得ています。有料会員になれば、日経アーキテクチュア、日経ホームビルダー、日経コンストラクションの記事PDFをダウンロードできるほか、スマートフォンなどでも記事をご覧いただけます。

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