ニュースリリース

2014年4月7日

『日経WOMAN』が12回目となる
「企業の女性活用度調査」を実施。
2014年「女性が活躍する会社Best100」
総合ランキング第1位は資生堂に決定

 働く女性のキャリアとライフスタイルを応援する女性誌『日経WOMAN』(発行:日経BP社)は、今年も4年連続で「企業の女性活用度調査」を実施。『日経WOMAN』5月号(4月7日発売)誌上にて、総合ランキングBest100を発表しました。同調査は『日経WOMAN』が、1988年の創刊時から不定期で実施しているもので、今回で12回目を迎えます。

 企業における女性社員活用の実態を1.管理職登用度、2.ワークライフバランス度、3.女性活用度、4.男女均等度の4つの指標で測定し採点。それらを合計して算出した総合得点を偏差値化し、総合ランキングを作成しました。結果概要は次の通りです。

『女性が活躍する会社』 総合ランキング Best10
順位 企業名 総合点
1 資生堂 80.6
2 住友生命保険 79.0
3 日本IBM 79.0
4 パソナグループ 78.9
5 第一生命保険 77.9
6 ANA 77.1
7 セブン&アイ・ホールディングス 76.6
8 明治安田生命保険 74.2
9 イオン 73.8
10 髙島屋 72.6

※表示された偏差値が同じで順位が違う場合は小数点2位以下で差があります

 今年はセブン&アイ・ホールディングス(7位)とイオン(9位)が総合ランキング10位内に初めてランクインし、流通業界の躍進が目立ちました。上位企業では女性の活躍の場を広めるために、管理職の育成・登用やダイバーシティ推進に積極的なケースが多く見られました。

 また、各企業の“女性活用”の中身をより詳しく分析するため、総合ランキングに加え、4つの「部門別ランキング」も作成しました。それぞれの部門の評価ポイントならびに各部門1位〜10位の企業は以下の通りです。

【管理職登用度】部門
〜女性役員の有無や、管理職に占める女性の割合などを評価

 今回の調査では、女性管理職比率の全体平均は8.0%で前回(2013年)調査の8.4%とほぼ変わらない結果となりました。上位10社すべてに生え抜きの女性役員がいたほか、10社中5社で女性管理職比率が20%を超え、7社で女性役員比率が10%を超えました。2位の日本IBMでは日本国内のみならずグローバルで活躍できるリーダーの育成に力を注ぎ、候補となる女性を役員などの上層部が選定し、昇進・昇格の実現を後押しする「スポンサーシップ制度」を導入。JTBではメンター制度を導入し経営職候補者を育成するなど、優秀な人材に対して個別にキャリア支援をする動きが高まっています。

1位 ニチイ学館
2位 日本IBM
2位 JTB
4位 ソラスト
5位 パソナグループ
6位 セブン&アイ・ホールディングス
7位 髙島屋
7位 リクルートホールディングス
9位 資生堂
9位 日本イーライリリー

【ワークライフバランス度】部門
〜年間総労働時間や有給休暇取得率、男女社員の育休取得率などを評価

 今回の調査では88.6%の企業が「残業を減らすための制度がある」と回答。ただし、全回答企業の1人あたりの年間総労働時間は平均1997.2時間(2013年は1996.7時間)。年間残業時間は217.1時間(2013年は211.6時間)と前回調査と比べて増加傾向に。1位の明治安田生命保険では各部署でワークライフバランス推進への取り組み状況を点数化し、所属長の評価に反映する仕組みを導入しています。

1位 明治安田生命保険
2位 第一生命保険
3位 住友生命保険
4位 ANA
5位 ジョンソン・エンド・ジョンソン
5位 日本ヒューレット・パッカード
5位 帝人
8位 日本生命保険
9位 シャープ
10位 日本IBM

【女性活用度】部門
〜女性活用の専任組織の有無や女性社員向けの研修制度などで評価

 今年の調査では、女性の活躍を含めたダイバーシティを推進するための専任組織を持つ企業の割合が44.3%と、2013年の36.4%から7.9ポイントもアップしました。女性活用の専任組織を持つ企業の割合も、全体の42.9%と前回調査の40.1%から2.8ポイント増加しています。回答企業のうち女性役員登用の数値目標を掲げている企業は20.8%で、数値目標を社内外に公表し本気度を示す企業が多く見られます。1位の大和証券グループでは「女性活躍推進チーム」「WLB推進課」を中心に座談会や社員の意識調査を実施し、女性役員が5人誕生するなど女性管理職の増加につながっています。

1位 大和証券グループ
2位 日立製作所
3位 ANA
3位 セブン&アイ・ホールディングス
3位 明治安田生命保険
3位 イオン
3位 損害保険ジャパン
3位 りそな銀行
3位 日本興亜損害保険
10位 みずほフィナンシャルグループ

【男女均等度】部門
〜女性社員の割合や男性社員と女性社員の勤続年数均等度などで評価

 女性が長く活躍できるようにサポート体制を充実させている企業が多数。今回の調査では、妊娠や出産を機に退職した社員が1割未満という企業が全体の78.7%に上りました。上位10社全社で女性の平均勤続年数が10年以上となり、そのうち7社の女性社員比率が50%以上となりました。1位の資生堂では仕事と育児とを両立している女性社員が集まり意見交換するイベントなどを開催し、育児や介護をしながらキャリアアップできる環境を整えています。

1位 資生堂
2位 第一生命保険
3位 住友生命保険
3位 花王カスタマーマーケティング
5位 日本生命保険
6位 大丸松坂屋百貨店
7位 日本興亜損害保険
8位 明治安田生命保険
8位 三菱東京UFJ銀行
10位 ベネッセコーポレーション

 女性活用度調査の詳細は、『日経WOMAN』2014年5月号(4月7日発売)で詳報しているほか、日経ウーマンオンラインでもサマリーを掲載しています。

※調査概要/2014年1月〜2月中旬に上場企業など国内有力企業4183社を対象に日経BPコンサルティングが実施。499社から回答を得た。設問や採点基準は審査員(東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長・渥美由喜氏、日本女子大学人間社会学部教授・大沢真知子氏、人材育成コンサルタント・河野真理子氏)と本誌編集部で定めた

【お問い合わせ先】

 本リリースに関するお問い合わせは、日経BP社『日経WOMAN』編集部(電話03-6811-8912)にお願いいたします。
 取材のお申し込みは、日経BP社 コーポレート管理室・広報(電話03-6811-8556)にお願いいたします。

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