ニュースリリース

2014年7月28日

日経NETWORK「ネットワークの実態調査 2014」
ネットワーク機器ベンダーの導入率ランキングを発表
ルーターはヤマハ、無線LANアクセスポイントはバッファローが首位
スイッチのトップは、小型製品がバッファロー、大型製品がシスコ

 日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)は、「ネットワークの実態調査 2014」の結果を発表しました。日経NETWORKが実施したこの調査は、業務ネットワークの管理者を対象に、管理しているネットワークで導入しているネットワーク機器のベンダー名を複数回答で調べたものです。主なネットワーク機器6つの部門について、業務ネットワークで導入されているベンダーの比率を明らかにしました。ルーターの首位はヤマハでした。無線LANアクセスポイントではバッファロー、無線LANコントローラーはシスコシステムズが首位でした。8ポート以下の小型LANスイッチではバッファロー、9ポート以上の大型LANスイッチではシスコシステムズが首位に立ちました。

 ルーターは、企業LANをインターネットやWANサービスに接続するためのネットワーク機器。今回の調査では企業向けの製品に加えて、家庭用ブロードバンドルーターも業務に活用している場合は対象としています。図1はルーターベンダーの順位です。1位のヤマハ(27.2%)に続いて、2位はシスコシステムズ(22.0%)となりました。

【図1】ルーターベンダーの順位

業務ネットワークで利用しているルーター製品のベンダーを尋ねた(複数回答)。図中のパーセント表示は、回答母数(626件)から「使っていない」(67件)を除いた559件に対する比率。

 無線LAN機器は、無線LANを構築するネットワーク機器です。無線LANアクセスポイント(AP)と無線LANコントローラーの2種類を調査しました。最近は家庭向けを中心に、APの機能を搭載したルーター製品が主流になっており、小規模なオフィスでは業務利用されています。今回の調査では、こうした製品も対象としました。図2は、APベンダーの順位です。1位はバッファロー(36.6%)で、2位のシスコシステムズ(19.8%)が続きます。図3は、コントローラーの順位です。1位はシスコシステムズ(23.9%)、2位はアルバネットワークス(7.4%)という結果となりました。

【図2】無線LANアクセスポイントベンダーの順位

業務ネットワークで利用している無線LANアクセスポイント(AP)製品のベンダーを尋ねた(複数回答)。図中のパーセント表示は、回答母数(626件)から「使っていない」(132件)を除いた494件に対する比率を示している。

【図3】無線LANコントローラーベンダーの順位

業務ネットワークで利用している無線LANコントローラー製品(ハードウエア、ソフトウエアの両方を含む)のベンダーを尋ねた(複数回答)。図中のパーセント表示は、回答母数(626件)から「使っていない」(341件)を除いた285件に対する比率を示している。

 スイッチは、企業内のLANを構築するための要(かなめ)となるネットワーク機器です。スイッチは、LANの末端で使われるLANスイッチ(レイヤー2スイッチ)と、LANの中核で使われるレイヤー3スイッチに分類されます。さらにLANスイッチについては、搭載されているLANポートの数によって利用する場面が異なることを考慮し、8ポート以下と9ポート以上で分けて調査を実施しました。

 図4は、8ポート以下のLANスイッチの順位です。1位はバッファロー(42.2%)が獲得しました。2位はアライドテレシス(33.4%)となりました。図5は、9ポート以上のLANスイッチの順位です。1位はシスコシステムズ(36.3%)となりました。2位はアライドテレシス(30.9%)という結果でした。最後の図6は、レイヤー3スイッチの順位です。シスコシステムズ(37.1%)が1位です。2位はアライドテレシス(16.1%)でした。

【図4】LANスイッチ(8ポート以下)ベンダーの順位

業務ネットワークで利用している8ポート以下のLANスイッチ(レイヤー2スイッチ)製品のベンダーを尋ねた(複数回答)。図中のパーセント表示は、回答母数(626件)から「使っていない」(45件)を除いた581件に対する比率を示している。

【図5】LANスイッチ(9ポート以上)ベンダーの順位

業務ネットワークで利用している9ポート以上のLANスイッチ(レイヤー2スイッチ)製品のベンダーを尋ねた(複数回答)。図中のパーセント表示は、回答母数(626件)から「使っていない」(53件)を除いた573件に対する比率を示している。

【図6】レイヤー3スイッチベンダーの順位

業務ネットワークで利用しているレイヤー3スイッチ製品のベンダーを尋ねた(複数回答)。図中のパーセント表示は、回答母数(626件)から「使っていない」(124件)を除いた502件に対する比率。

 「ネットワークの実態調査 2014」の結果詳細は、日経NETWORK2014年8月号に掲載しています。本誌記事では、拠点数やパソコン台数によるベンダーの導入率の違いなども分析しています。

■調査概要

 2014年5月6日〜6月22日、「ネットワークの実態調査 2014」と題したWebアンケート調査を実施。業務利用しているネットワークの担当者を対象に、最近起こったトラブル、構築事例、使用しているネットワーク機器のベンダーなど全38の設問に対する回答を得た。調査サイトのURLは、日経NETWORKやITproなどが発行するメールマガジン、ITproの記事、TwitterやFacebookなどで告知。重複回答などを排除した総回答数は664件だった。調査の実施および集計は日経BPコンサルティングが担当した。
 ネットワーク機器ベンダーに関する設問では、「どのメーカー/ベンダーの製品を使っていますか」という設問に対し、約30社の具体的なベンダー名のリストを示し、そこから複数回答で選択する形をとった。リストにないベンダーも回答できるように、自由回答欄も設けた。

■日経NETWORKについて

『日経NETWORK』は、ネットワーク技術を基礎から応用まで身に着けたい方のための雑誌です。基礎・実践・応用それぞれのレベルの記事を提供しており、ネットワークの知識を体系的に習得できます。図解やイラストを多用してわかりやすく説明し、注釈も豊富なので、予備知識がなくても読み進めることができます。実務担当者が実践情報を身につけたりするのにも適した雑誌です。定期購読制、月1回刊(毎月28日発行)。
〈お申し込みサイト〉http://ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/NNW.html

■お問い合わせ先

このリリースに関するお問い合わせは、ITproの問い合わせフォームにお願いいたします。取材の申し込みは、日経BP社コーポレート管理室・広報(電話03-6811-8556)にお願いいたします。

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